本学飯塚キャンパスでは、平成26年8月2日(土)、3日(日)、9日(土)の3日間、高校生を対象とした「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」を合計5講座開講しました。
このプログラムは、研究機関で行っている最先端の科研費の研究成果について、直に見る、聞く、ふれることで、科学のおもしろさを感じてもらう内容で、参加者の高校生らは、講義と実習をとおして、最先端の研究にふれ、興味関心を深めていました。
修了式では受講生全員に「未来博士号」が授与され、プログラムは盛況のうち終了しました。
この様子は、西日本新聞 筑豊版で取り上げられました。
◆西日本新聞記事は、情報工学部Webサイトに掲載しています。
「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究へ~」を開催しました
国際会議INTERNET2014において、本学学生がBest Paper Award を 受賞
平成26年6月22日(日)から26日(木)の日程でセビリア(スペイン)にて開催された国際会議INTERNET2014において、本学学生がBest Paper Award を受賞しました。
発表題名:Slow Start TCP Improvements for Video Streaming Applications
発表者:工学府電気電子工学専攻 博士前期課程2年 渡邊 岳
指導教員:池永 全志 教授(大学院工学研究院 電気電子工学研究系 システムエレクトロニクス部門)
共著者:Kazumi Kumazoe, Dirceu Cavendish, Daiki Nobayashi, Takeshi Ikenaga, Yuji Oie
◆表彰状は こちらから
世界一行きたい科学広場in宗像2014に出展しました
「放電実験衛星 鳳龍四号」のH2A相乗り決定について
この度、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が提供する平成27年度打ち上げ予定のASTRO-H相乗り小型副衛星の1つとして、本学が開発中の「放電実験衛星 鳳龍四号」が選定されました。
鳳龍四号は、鳳龍弐号をベースに開発されています。弐号につきましては、2012年5月にこちらもJAXAの相乗り小型副衛星という形で打ち上げられ、世界初の軌道上300V発電を達成しています。四号は弐号のミッションを継承し、世界初のチャレンジとして「高電圧太陽電池放電の画像取得と電流計測」に挑みます。また、その他も合わせて合計で10のミッションに取り組みます。
【関連ページ】
◆「鳳龍弐号」無事打ち上げ成功!!(平成24年5月22日掲載)
◆高電圧技術実証衛星「鳳龍弐号」が世界初の300V発電に成功!(平成24年7月10日掲載)
国際セミナー「マレーシアの最新経済事情」を開催しました
平成26年8月18日(月)に戸畑キャンパスにおいて、学生へのグローバル教育の一貫として、日本貿易振興機構(JETRO)より海外調査部アジア大洋州課の手島恵美課長代理を講師としてお招きし、九州工業大学国際セミナー「マレーシアの最新経済事情」を開催しました。
当日は、戸畑キャンパスと飯塚・若松キャンパスを同時中継で結び、学生、教職員、学外の企業や大学等から100名以上の参加者がありました。
マレーシアの経済・貿易・投資の動向を詳細なデータにより、他のアセアン諸国との比較を交えて説明がありました。1980年代以降、長期政権を通じて当時のマハティール首相が提唱した東方政策により、多くの日系企業も進出し、日本との関係が極めて密接であることや、マレーシアの経済・ビジネスに精通するためには、マレー系・中華系等の民族や文化、宗教を理解することが欠かせないこともわかりやすい事例を交えながら紹介しました。
参加者からは、マレーシアのマレー系優遇政策であるブミプトラ政策や、将来の人口増加の予測及び高齢化社会について、また、自動車産業の充実や医療機関の状況等について、多くの質問が寄せられました。
今回のセミナーでは、普段工学系の学生がなかなか聴く機会のないマレーシア経済やビジネスの最新事情について、第一線で活躍する専門家から直接聞くことができただけでなく、特にマレーシアにある本学の教育研究拠点MSSCを拠点に現地日系企業や政府機関等にインターンシップで渡航する予定をもつ学生が多数参加したこともあり、渡航前事前教育としても充実した情報提供の場となりました。
九州工業大学では、今後も「技術に堪能(かんのう)なる士君子」に不可欠な国際感覚を醸成する機会として、こうしたセミナーを開催して参ります。
九州工業大学進学説明会@サテライト福岡天神を開催しました
深宇宙通信実験機「しんえん2」を報道機関に公開しました
本学先端機能システム工学研究系 奥山圭一教授は、本学が鹿児島大学やアメリカ航空宇宙局NASAと共同開発中の深宇宙通信実験機「しんえん2」のフライトモデルを報道機関に公開しました。
深宇宙通信実験機「しんえん2」は、「はやぶさ2」に相乗りする小型副ペイロードとしてJAXAに提案し、2013年9月に合格、そしてこの度、H-ⅡAロケットへの搭載が可能であることが明らかになりました。
「しんえん2」の深宇宙での活動は、深宇宙を舞台とした世界と連携するグローバルな活動であり、また画期的な深宇宙通信技術の確立が期待できます。
9月1日(月)に行った記者会見では、報道各社より取材を受けました。
【関連ページ】
・「「はやぶさ2」に相乗りする小型副ペイロードとして、本学の提案が合格しました」(2013年9月20日掲載)
研究・社会貢献に関する外部評価委員会を開催しました
北九州空港にて「Mobile Space Laboratory~いつでも どこでも プラネタリウム~」を開催しました
「第50回 全国国立工業大学柔剣道大会」を戸畑キャンパスにて開催しました
第12回 全日本 学生フォーミュラ大会に本学工学部の学生チームが出場しました
平成26年9月2日(火)~6日(土)、静岡県のエコパ(小笠山総合運動公園)で社団法人自動車技術会の主催による第12回 全日本学生フォーミュラ大会が行われました。書類審査で選ばれた海外チームを含む90チーム(EV部門を含む)で競技が行われ、九州工業大学工学部の学生チームは今年で10回目の参加です。
今年はシェイクダウンを過去最速の4月中旬に行い余裕をもって大会に望むことができ、静的競技およびエンデュランスを除く動的競技の合計で10位と順調に競技を進めていきました。しかし、最後のエンデュランス競技の1日目、天候不良で結果的に九工大チームのみが大雨の中での走行となってしまいました。雨による影響はタイムだけでなく、ラジエターの過冷却による燃費低下で20周中の16周走ったところでガス欠となり残念ながらのリタイアとなってしまいました。
総合順位は29位となってしまいましたが、いままで苦手としていた静的競技では11位、ベスト3面図賞にておしくも次点と各競技では点数を獲得することができました。
平成26年度 明専会技術賞・語学賞の公募について
全ての学生に技術系競技会、学術講演会、産学連携活動等へ挑戦する機会を均等に与え、目に見える顕著な成果を収めた学生個人又は団体に報奨金を授与し、新技術への挑戦意欲を高揚することを目的に、平成26年度も明専会技術賞・語学賞を公募します。
◆募集期間:平成26年10月1日(水)~10月31日(金)
◆詳しくは こちらから
*「明専会技術賞」及び「明専会語学賞」は、本学の後援組織である一般社団法人 明専会により平成15年度に創設されました。
「四国EVラリー2014 in かみじま」でカテゴリーW優勝を果たしました!
情報工学部の学生プロジェクト「コンバート電気自動車製作チーム(e-car) 」が、愛媛県越智郡上島町にて開催された「四国EVラリー2014 in かみじま」に出場し、コンバート電気自動車・コンバート電気トライクでのカテゴリーW優勝を果たしました!
今回出場したのは、「普通自動車カテゴリ、鉛酸バッテリ搭載、充電用電源単相200V以下部門」(コンバート電気自動車)と「小型自動車カテゴリ、鉛酸バッテリ搭載、ミニカー・単車部門」(コンバート電気トライク)。普通自動車部門では、昨年度惜しくも準優勝でしたが、今年度は軽量化や冷却装置、足回りのメンテナンスなどを改良し、バッテリ容量の大きなライバル以上の距離を走ることができました。また、初出場であったトライク部門では、開発期間が1年以下であったが無事、大会中の完走を果たすことができました。
有機溶剤特別教育を実施しました
2014年度 第1回 MILAiSフォーラムを開催しました
平成26年9月13日(土)、戸畑キャンパスのインタラクティブ学習棟において、2014年度 第1回目の『MILAiSフォーラム』を開催しました。中京大学の宮田義郎先生をお招きし『進化論的視点から見た日常のモノのデザイン』という題で講演を行っていただきました。学外から参加された教職員と本学の教職員合わせて7名、また学生10名、合計17名が参加しました。
講演では、当面の便利さを追求した現代の道具のデザインは一見すると合理的だが実は人から学びのきっかけを奪っていること、そしてその事は世界で起こっている紛争の原因にもなるということが説明されました。講演の後には、参加者全員が1時間以上にわたる活発な意見交換を行いました。
平成26年12月13日(土)には21世紀型スキルを題材とした第2回フォーラムを飯塚キャンパスで開催する予定です。
第6回 戸畑キャンパス技術交流研修会を開催しました
イノベーション・ジャパン2014−大学見本市-に出展しました
平成26年9月11日(木)から12日(金)に、東京ビックサイトにおいて開催されたイノベーション・ジャパン2014−大学見本市-に参加しました。
今回は、大学院工学研究院より大村 一郎教授、横野 照尚教授、恵良 秀則教授、大学院情報工学研究院より松下 照男特別教授、大学院生命体工学研究科より中野 光一特任准教授、和田 親宗准教授、若手研究者フロンティア研究アカデミーより川原 知洋准教授の各研究室における研究成果を出展しました。
各ブースには2日間を通して多くの来場者があり、本学研究者と企業等の方々が熱心に意見交換を行い、会場全体も大盛況でした。
平成26年度 係長級・主任職員研修(全学SD)を実施しました
平成26年度係長級・主任職員研修(全学SD)を平成26年9月2日(火)、3日(水)に戸畑キャンパスにて実施しました。
研修では、松永学長から本学の目指すべき方向性や国立大学法人を取巻く環境,係長級・主任職員に求められる役割などについての講話後、株式会社マネジメント サービスセンター 芹澤幸彦氏を講師に迎え「中間管理職に必要なマネジメント」「九州工業大学の改革」「九州工業大学における倫理問題」等の講義や組織目標達成及び効果的な業務遂行のための演習「九州工業大学をどのように改革していくか」についてのグループ討議等が行われました。
39名の受講者からは、「各自の考えを確認・共有できたことは有意義だった」等、多くの意見が寄せられ、短い期間の研修でしたが、内容の濃い有意義な2日間となりました。
平成26年度 評価者研修を実施しました
平成26年度 教員研修(全学FD)を実施しました
平成26年度教員研修(全学FD)を9月9日(火)に戸畑キャンパスにて実施しました。
研修では、結城章夫元文部科学事務次官・前山形大学学長を講師に迎え,国立大学法人を取巻く環境や学生に対する教育指導などについての特別講演後、「研究室運営の在り方について」,「障害を持つ学生への合理的配慮の在り方について」のグループ討議が行われました。
100名を超える教職員の受講者からは、「自分が持ち得ない視点からの話が聞けて良かった」「他の先生方の事例が聞けて参考になった」等、多くの意見が寄せられ、短い期間の研修でしたが、内容の濃い有意義な研修となりました。