平成24年11月24日(土)、紅葉が見ごろの飯塚キャンパスにおいて、 工大祭に合わせ「第2回 情報工学部ホームカミングデイ」を開催しました。
小雨の中、知能情報工学科、電子情報工学科の第2期卒業生、及び制御システム工学科、機械システム工学科の第1期卒業生と教員が参加しました。
懐かしい母校を訪れた卒業生や教員が集い、旧交を温め盛会のうちに閉会となりました。
来年度も開催を予定しています。卒業生のみならず、教職員、ご家族の皆様のご参加もお待ちしています。
〔内 容〕
開会挨拶・学部長挨拶
話題提供(教員、卒業生)
パネルディスカッション
<テーマ>
●現在の仕事と情報工学部での学び(過去)との関係
●新しく就職してくる学生などを実際に見ながら、現在の学生や大学に期待すること
閉会挨拶・記念撮影・歓談
閉会
第2回 情報工学部ホームカミングデイを開催しました
本学に訪問いただいた高校・中学校等(平成24年11月)
平成24年11月に来学いただいた高校・中学校等は次のとおりです。ありがとうございました。
【戸畑キャンパス】
◎11月1日(木)山口県立下関西高等学校 2年生40名
・大学説明 相良先生(機械知能)
・講義 趙先生(総合システム)
・実習 中野先生(理数教育支援センター)
・施設見学 宇宙環境技術ラボラトリー、総合研究2号棟
◎11月2日(金)福岡県立新宮高等学校 1年生39名
・大学説明 白土先生(電気電子)
・施設見学 熱デバイス研究室 宮崎先生(機械知能)
3画面ドライビングシミュレータ 生駒先生(電気電子)
◎11月5日(月)山口県立下関中等教育学校PTA 保護者35名
・大学説明 相良先生(機械知能)
・施設見学 プロジェクトラボラトリ 中尾先生(総合システム)
◎11月6日(火)福岡県立香椎高等学校 2年生36名
・大学説明 黒島先生(機械知能)
・模擬授業 「生物の動きを真似たマイクロマシンと磁場
-先端医療デバイスからアミューズメントロボットまで-」本田先生(総合システム)
・施設見学 電波無響室 桑原先生(電気電子)
環境デザイン研究室 伊東先生(建設社会)
◎11月13日(火)福岡県立小郡高等学校 2年生78名
・大学説明 相良先生(機械知能)
・施設見学 構造工学研究室 松田先生(建設社会)
学生フォーミュラ 河部先生(機械知能)
機器分析センター 下崎先生(マテリアル)
材料力学実験室 黒島先生(機械知能)
【飯塚キャンパス】
◎11月2日(金) 福岡県立新宮高校 1年生40名
・大学説明 理数教育支援センター分室
・施設見学 教務係等
先端金型センター、情報科学センター、
附属図書館分館
安全衛生学長巡視を実施しました(飯塚キャンパス)
工大祭で科学教室を開催しました(飯塚キャンパス)
世界初!縦磁界効果を利用した超伝導電力ケーブルを発明!
JST戦略的創造研究推進事業 先端的低炭素化技術開発(ALCA)における平成23年度新規研究開発課題(プロジェクトステージ)に採択された本学の松下照男名誉教授(情報工学研究院電子情報工学研究系)による研究課題「高性能超伝導電力ケーブルの開発」を、この度英国の専門誌に投稿し、その優位性が確認されるとして採択されました。また、米国のnewsletter誌Superconductor Weekでも紹介されました。
縦磁界効果とは超伝導体で起こる特異な現象であり、電気抵抗なしに流せる最大電流密度である臨界電流密度が大幅に増加するという特長を持ちます。この効果を世界で初めて超伝導直流電力ケーブルに応用しました。これが従来の方法に比べてその電流容量を大幅に増加できることが明らかになり、CO2問題やエネルギー問題の解決手段の一つとして期待されています。
高性能超伝導電力ケーブルで思い浮かぶ身近な物といえば、送電線です。長いものから、データセンター内やアルミ精錬工場内の電源配線に使うなどがあり、これまでの銅線では若干の損失がありましたが、電気が熱に変わってしまっていたところの損失が極端に小さくなり、エネルギーを無駄なく、送り、使うことができるようになります。
この高性能超伝導電力ケーブルの発明により、再生可能エネルギーの使用を促進し、わが国だけでなく、世界中の温室効果ガスの削減に貢献することが期待されています。
◆本研究についての詳しい情報は こちら (松下名誉教授研究室HP)
第62回 ジュニア・サイエンス・スクールを開催しました
戸畑キャンパス 理数教育支援センターでは、平成24年12月2日(日)、第62回ジュニア・サイエンス・スクール「コロコロ装置をつくろう!」を開催しました。
8人1グループに分かれ、グループごとに1台のコロコロ装置を組み立てました。見本通りに組み立てると、力学に従って装置が動き、ゴールでクラッカーが鳴る仕組みです。最初は組み立てても思い通りにならず苦労しましたが、全グループ諦めずに試行錯誤を繰り返しました。最後には全グループのクラッカーが鳴り、子どもたちの生き生きとした笑顔が見られました。
・参加者:40名
・見学者:46名
・講 師:木のおもちゃ工房「あおむし」 代表 湯元桂二さん
・学 生:6名
◆理数教育支援センターHPでも、「第62回 ジュニア・サイエンス・スクール」について紹介しています。
平成24年度 文化講演会を開催しました
学生競技麻雀全国大会で優勝・準優勝の快挙!
競技麻雀は、「脳のスポーツ」とも言われ、頭脳、指先、コミュニケーション能力を駆使して行う競技です。トランプや将棋などと同様、子どもからお年寄りまで楽しめるゲームとして近年見直されています。
平成24年11月18日(日)に大阪市で行われた「第17回青雀旗争奪 全国大学対抗麻雀選手権大会」(日本学生競技麻雀連盟・毎日新聞社主催)に、本学情報工学部(飯塚キャンパス)のチームが参加し、みごと優勝・準優勝を独占するという快挙を成し遂げました。
この大会は、全国45カ所で地区予選が行われ、約1700人の学生が参加。全国大会は予選を勝ち上がった56チーム112人で競技を行いました。
今回の大会で優勝したのは、情報工学部2年の下薗真人さん、同じく2年の井川尚幸さんのチーム、準優勝は、情報工学部4年の川端悠一郎さん、同じく4年の宇津巻進さんのチーム。4名とも、情報工学部にあるサークル「競技麻雀研究会」に所属しています。
「競技麻雀研究会」は情報工学部の1年生から4年生まで約50人が登録、現在は20人程が活動しており、年に1度の大会に向けて週2回、ゲームの実践を中心に活動しています。サークルの部長で、今回優勝した下薗さんは、「同じ大学から優勝・準優勝を取れたことは、最初は信じられませんでしたが、とてもうれしかったです。」と話していました。
従来の強度の約10倍!植物由来の接着剤を開発
第52回 工大祭を開催しました
新技術説明会を開催しました
平成24年12月7日(金)、JST東京別館ホール(東京・市ヶ谷)において、九州工業大学新技術説明会を開催しました。
新技術説明会は、発明者自身が企業関係者を対象に実用化を展望した技術説明を行うものです。7回目の開催となる今回は 『「デバイス・装置」の復権に向けて』と題して、11名の教員が研究成果を発表しました。
今回は、企業関係者から、のべ300名を超える申し込みがあり、多数の出席をいただきました。各教員から熱のこもった説明に、参加者も熱心に聴講していました。
発表後には技術相談も行われ、今後、共同研究、技術移転等、産学連携活動への展開が期待されます。
東京地区において本学の技術内容を一括して紹介するこのような機会は大変貴重であり、関係機関の支援を受け、来年度以降も引き続き実施していく予定です。
科学教室「不思議がいっぱい科学の世界」を開催しました
平成24年11月24日(土)、電子情報通信学会主催の子供科学教室を沖縄県立久米島高等学校で開催しました。
この教室は、「不思議がいっぱい科学の世界」というテーマで、音響処理・画像処理・無線通信技術など最先端技術について、パソコンを使った分かりやすい実習を通して子供たちに楽しく理解してもらい、理科離れを防ごうという取り組みで毎年沖縄の離島や北海道で実施しているものです。
今回は、小学校高学年から中学生まで15名、父兄7名合計22名が参加しました。
【講師】
「インターネット通信を体験してみよう!」・・・九州工業大学 尾知博 教授・黒崎正行 准教授
「音の不思議を体験してみよう!」・・・鳥取大学 伊藤良生 教授・笹岡直人 助教
「画像処理を体験してみよう!」・・・大阪大学 尾上孝雄 教授
本学教員が IEEE Computer Society Japan Chapter Young Author Award 2012を受賞
本学大学院情報工学研究院 情報創成工学研究系 光来健一准教授がIEEE Computer Society Japan Chapter Young Author Award 2012を受賞しました。
この賞はIEEE Computer Societyで発行する定期刊行誌あるいはProceedingsに掲載された優秀な論文の筆頭著者を表彰するものです。
●受賞者:光来健一(大学院情報工学研究院 情報創成工学研究系)
●受賞論文:Fast Software Rejuvenation of Virtual Machine Monitors
●掲載誌名:IEEE Transactions on Dependable and Secure Computing,Vol.8,No.6
◆上記写真の人物左は光来准教授、右はIEEE Computer Society Japan Chapter Chairで
電気通信大学の大須賀昭彦教授
マレーシア Facon Education Fairに参加しました
推薦入試Ⅰ合格者「入学前教育ガイダンス」を開催しました
本学工学部(戸畑キャンパス)では、平成24年12月15日(土)、推薦入試Ⅰの合格者を対象として入学前教育ガイダンスを開催しました。入学までに自分の基礎的な学力を確認することや、同期の仲間との交流、大学教員とのふれあいにより、大学での学習動機を身につけることを目的としています。
工学部長・教務委員長から大学の歴史や入学までの学習の取り組み、大学での学習内容についての概要を説明した後、各学科の建物に移動し、合格学科の教育内容等の説明、研究室見学などを行いました。
本学工学部の入学前教育は、ガイダンス以外にも通信制プログラムを用意するなど、入学までの3か月を有効活用していただくように配慮して実施しています。
第63回 学内駅伝大会を開催しました
「学生生活実態調査」を実施しました
本学では、平成24年7月1日現在を調査基準日とし、学部学生、大学院生、外国人留学生を対象とした「学生生活実態調査」を実施しました。
この調査は、本学に在学する学生の皆さんの生活環境等の現状を把握するために実施しています。調査の結果は、今後の福利厚生施策の充実や教育研究環境の改善等に役立てていきます。
「推薦入試Ⅰ合格者第1回研修会」を開催しました(飯塚キャンパス)
本学情報工学部(飯塚キャンパス)では平成24年12月22日(土)、平成25年度推薦入試Ⅰ合格者を対象にした第一回研修会を開催し85名の合格者が参加しました。
この研修会は、大学入学時に必要となる基礎学力を補充することを目的としており、高等学校の数学、物理、英語を中心に大学の授業で必要になる基礎的内容を学びます。また、単に教科の勉強だけでなく、同期の仲間との学科を越えた交流や大学の教員や先輩とのふれあいも大切しており、全国的にみても稀な取り組みとして高い評価を受けております。
今回の第一回研修会では、入学までの過ごし方や学習方法の説明、プレースメントテスト、今後の研修で用いる教材の配布と説明が行われました。
今後は2月と3月に二泊三日の合宿研修会を計二回行い、e-learningを利用しての家庭学習も活用し、入学後の学生生活へと繋げていきます。
九州工業大学交響楽団が第20回定期演奏会を開催しました
本学飯塚キャンパスでは、飯塚キャンパスの教員や学生などが中心となって1991年に発足した、九州工業大学交響楽団が活動しています。
平成24年12月23日(日)、イイヅカコスモスコモン大ホールにおいて九州工業大学交響楽団の定期演奏会を開催いたしました。
第20回目の節目となる今回は、筑豊地区の合唱団の参加もあり、大盛況のうちに終演しました。
当日の様子は、平成24年12月24日(月)付の西日本新聞筑豊版でも紹介されました。(写真をクリックすると、記事が拡大されます。)
<内 容>
日 時 : 平成24年12月23日(日)17時開演
場 所 : イイヅカコスモスコモン大ホール
主 催 : 九州工業大学交響楽団
後 援 : 九州工業大学交響楽団後援会、飯塚市教育委員会、明専会筑豊支部
協 賛 : 飯塚涼声会合唱団、混声合唱団コーロ・サンガ、田川合唱団、直方合唱団