平成25年3月21日(木)から23日(土)、本学教職員と学生が、国際交流協定校である国立台湾科技大学を訪問しました。
同大学とは近年、教員と学生の相互訪問等,交流を活発に行ってきています。今回は、3月22日に両大学合同でワークショップを開催した他、研究室訪問や今後の教育研究協力についての打合せを行いました。(合同ワークショップ開催については こちら )
また、3月23日に開催された台湾科技大学の創立記念祭の開会式に、本学の木村副学長(当時)が来賓として招待されました。
国立台湾科技大学を訪問しました
第50回嘉村記念賞授与式・受賞記念講演会を挙行しました
平成25年5月28日(火)、飯塚キャンパス500人講義室において、第50回嘉村記念賞授与式並びに受賞記念講演会を挙行しました。
嘉村記念賞は、明治専門学校出身の第2代学長 嘉村平八先生の顕彰事業として設置されたものであり、本学関係者で、科学技術上の業績が顕著な方、又は、産業社会・学術文化の発展に多大な貢献があった方を顕彰するものです。
今年度は、九州工業大学 松下 照男 名誉教授が受賞されました。
松下先生は、研究活動において、超伝導体を応用する上で重要な臨界電流密度の決定要因である磁束ピンニング機構について多くの現象を解明し、超伝導体の電磁現象を明らかにされました。その中で特に縦磁界効果の機構解明とその工学的応用である超伝導送電ケーブルの実現に尽力され、多くの業績をあげ、国内の学術分野のみならず、海外からも高く評価されました。
その他、教育活動及び社会貢献活動においても顕著な功績をあげられました。
授与式に引き続き開催された受賞記念講演会では、『超伝導体の電磁現象』と題して、松下先生に講演いただき、出席した約250名の学生、教職員等は、松下先生の飽くなき探究心にふれ、熱心に耳を傾けていました。
授与式並びに講演会の様子は、戸畑キャンパス、若松キャンパスにも中継されました。
あやめが丘学童クラブにて、「ジュニア・サイエンス・スクール (特別編)」を開催しました
本学理数教育支援センターは、平成25年5月15日(水)と5月22日(水)、北九州市戸畑区のあやめが丘学童クラブにて、(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)北九州アーバンセンターと共同で「ジュニア・サイエンス・スクール(特別編)生ごみがおいしい野菜にへんしん?~土のちからをまなぶ~」を開催しました。
講座第1回では、微生物が生ごみを土に変えることを学び、講座第2回では、コンポストを利用した栄養豊富な畑に野菜の苗を植えました。8月開催予定の第3回講座まで野菜を育て、最後はおいしく食べてゴミの循環について学びます。
■参加者数:
・第1回(5月15日開催)・・・44名
・第2回(5月22日開催)・・・46名
■協 力:あやめが丘学童クラブ/J-POWERグループ㈱ジェイペック若松環境研究所
本学サテライトキャンパス「kyutechプラザ」名称変更のお知らせ
福岡市天神イムズの11階にある本学サテライトキャンパス「kyutechプラザ」が平成25年6月1日(土)に「九州工業大学サテライト福岡天神」へと名称変更しました。
九州工業大学サテライト福岡天神では、各種講座の受講やe-ラーニングでのバーチャル講義体験などがご利用いただけます。
九工大に興味がある方は、是非お立ち寄りください。
◆九州工業大学サテライト福岡天神のHPは こちらから
国際セミナー「今後のエネルギーを考える」を開催しました
平成25年5月17日(金)、本学戸畑キャンパスにおいて、在福岡アメリカ領事館との共催、株式会社東芝の協賛により、国際セミナー「今後のエネルギーを考える:持続的で“スマート”な社会構築のための取り組み」を開催しました。
このセミナーは昨年に続き2回目となるもので、今回は、米国のローレンス・バークレー国立研究所(LBNL)上席研究員のアラン・マイヤー博士と、コロラド大学ボルダー校再生可能・持続可能エネルギー研究所(RASE)エネルギー教育ディレクターのポール・コモール博士から、クリーンエネルギーやエネルギー消費削減戦略、スマートシティ構築のための提言、再生可能エネルギーの利用等についてお話頂きました。また、米国のエネルギー業界で日系企業に勤務する日本人若手エンジニアの檜前亮平(ひのくま りょうへい)氏に、海外で働くための心構えなどを体験談を交えて語って頂きました。本学の学生、教職員だけでなく、北九州市近隣、福岡県内、鹿児島、宮崎、佐賀各県からも多数ご参加頂き、飯塚キャンパス・若松キャンパスを中継で繋ぎ、150名以上の参加者が熱心に聞き入っていました。
参加者からは「電力問題を考える際のストレージの問題をどう克服するか」、「エネルギーの消費を考える上で供給量を上げることより、需要者側の効率的消費を促す方が安く問題解決も早い、というのは参考になる」、「米国では電力消費の約半分が様々なモーターだというのは初めて知った」、「再生可能エネルギーの導入に関する国際比較や再生可能エネルギーが持続可能な社会構築に有益だというのがよくわかった」など様々な意見、コメントが寄せられました。
株式会社フジコーへ感謝状を贈呈しました
平成25年6月5日(水)、本部棟会議室において、松永学長より株式会社フジコー代表取締役社長の山本氏へ感謝状を贈呈しました。
株式会社フジコーは、百周年中村記念館の建設に際し、自社製造の「室内光触媒除菌・消臭タイル」を記念館1・2階男女トイレの床、壁面及び天井に敷設、約140平方メートル分を寄贈されました。
このことにより、長期間にわたり除菌、消臭効果が発揮され、快適で衛生的な空間が保持されることになります。
◆百周年中村記念館についての詳しい情報は こちらから
大学院情報工学府に「クラウドコンピューティングコース」を開設しました
本学では本年度、大学院情報工学府にクラウドコンピューティングコース「Cloud Q9」を開設しました。
「Cloud Q9」は最先端の情報技術を実践的に活用できる人材の育成を目指すenPiT(分野・地域を越えた実践的情報教育協働ネットワーク)の一部として、クラウドコンピューティングの先端教育を目指す九州工業大学大学院情報工学府を中心とした教育プログラムです。
平成25年6月11日(火)、西日本新聞にて本コースについての記事が掲載されました。
◆本学情報工学府クラウドコンピューティングコース「Cloud Q9」についての詳しい情報は こちら
平成25年度 知的財産フォーラムを開催しました
平成25年6月6日(木)13時から、本学戸畑キャンパスの百周年中村記念館において、本学、特許庁及び九州経済産業局等と共催で「平成25年度 知的財産フォーラム」を開催しました。当日は約140名が参加しました。
フォーラムでは、(独)工業諸要件情報・研修館(INPIT)の三木理事長から「100年以上の歴史を持つ特許制度を含む知的財産制度は、産業競争力や企業の国際展開において重要な役割を果たし、日本経済の成長及び企業経営における重要な戦略ツールとして活用されてきた。一方、国際化、IT化の影響も顕在化してきている」など、現在の課題や現状、国際的動向を踏まえた今後の知財制度の方策等について提言がありました。また、パネルディスカッションでは、本学松永守央学長をはじめ、九州経済産業局長 廣実郁郎氏、山口大学学長特命補佐知的財産センター長 佐田洋一郎氏、株式会社安川電機代表取締役専務執行役員 沢俊裕氏、インテレクチュアルベンチャーズ日本総代表 加藤幹之氏ら有識者による、新時代における知財制度の課題等について、活発なディスカッションが行われました。
その後のレセプションにも約50名の方が参加し、講演者やパネラーを囲んでフォーラムでの問題提起や今後の知財制度のあり方について活発な意見交換が行われていました。
日本商工会議所から感謝状をいただきました
安全講習会を実施しました(飯塚キャンパス)
第64回 ジュニア・サイエンス・スクールを開催しました
平成25年度 新任教員研修を実施しました
夏季一斉休業の実施について(お知らせ)
標記のことについて、本学では省エネルギー化実現に向けての取り組みとして、夏季一斉休業を実施しており、本年度は併せて、職員の心身の健康の維持及び増進のため、下記のとおり実施いたしますので、お知らせいたします。
休業期間中は該当する部署の業務を停止し、窓口等を封鎖いたしますので、本学にご用のある方は、休業期間以外の平日にご連絡を頂きますようお願い申し上げます。
ご不便をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願いいたします。
記
実施期間 平成25年8月12日(月)~8月16日(金)
安全衛生連絡員講習会を開催しました(飯塚キャンパス)
学位記授与式を行いました
本学学生が国際学会の発表でJIEPポスター賞を受賞
本学大学院工学府に所属する社会人博士後期課程(機械知能工学専攻、博士後期課程2年)加藤邦久さんが、ICEP2012(International Conference on Electronics Packaging 2012)での発表でJIEPポスター賞を受賞し、平成25年4月10日(水)、授賞式が行われました。(受賞式は1年後のICEP2013で行われました)
論文タイトル:Block copolymer porous films for the enhancement of thermoelectric Properties
発表者:加藤邦久
共著者:中田安一(リンテック)、宮崎康次、畑迫芳佳(九工大)、早川晃鏡、鈴木吉則(東工大)、
安達千早矢(九大)
ASEAN諸国の大学生30名が本学を訪問しました
平成25年6月28日(金)、(財)日本国際協力センターが実施する、ASEAN協力プロジェクト(AECプロジェクト)の一環として、ASEAN諸国から30名の大学生が本学戸畑キャンパスを訪問しました。
小田部荘司国際担当副学長からの歓迎の挨拶と本学の大学紹介があり、ASEAN諸国の学生から、本学の留学生受け入れ等に関して活発な質問がありました。
その後2グループに分かれて宇宙環境技術ラボラトリーと機械実習工場を見学し、担当者の説明に熱心に聞き入っていました。
本学の学生とは、昼食を取りながら、また、グループ別に分かれて英語でディスカッションをする時間もあり、参加した学生からは「最初は不安だったが、すぐに打ち解け合うことができた。これからもコンタクトを取り、将来お互いに成長して世界で活躍する技術者となれるよう刺激し合いたい。」などのコメントが寄せられ、同じ工学系の学生同士で交流する良い機会となったりました。